聞いて!どんな私からも逃げたりしない【しずく、モノクローム】
8話見る前から夜ご飯食べていたのですが、気づいたら箸が止まっていて、そしてテンションが落ち着いたらご飯冷めきってました。どうもクリッパです。
8話、ほんっっっっっっっっっっとうにやばかったです
いやぁもう拍手、スタンディングオベーションです。
そのままでも面白いのに、噛めば噛むほど味が出てくる、本当に本当に素晴らしいお話でした..............(あたりめか?)
さて!
今回の「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第8話「しずく、モノクローム」、
ラブライブ!の中での一番難しい話だったのではないかなと思ってます。
自分の中でも解釈に悩みました、が自分なりの答えにはたどり着きました。
これが「答え」ではないのですが、一人の意見として見てもらえたら幸いです。
前回もなのですが書きながら自分の中でまとめてるので、読みにくかったらすいません。
色んな感想や語りたいポイントの前に一つ、
スクスタの「桜坂しずく」とアニメの「桜坂しずく」って結構違っていて、
そこが先ず最初に混乱しちゃう要素なのかなとおもっています。
どちらも「自分を見失う」という点は似ている所があるのですが、
スクスタでの「桜坂しずく」は単純に演じるのが好き、からのその楽しさを伝えたい、という気持ちで、だからの「自分らしさとは...?」と自分を見失いがちになっていて。
アニメでの「桜坂しずく」は周りに嫌われたくないからの、他の人にとって理想の「桜坂しずく」を演じていた。だからこその「自分を見失う」でしたね。
「あなたの理想のヒロイン」で「アドリブが苦手な私」という歌詞があるのですが、アニメ直後だとネガティブに感じますが、これはスクスタの桜坂しずくちゃんの言葉なので、どっちかというとあまりにも完璧に演じられるからこそ、「自分の本音、自分の言葉とは?」となっている感じですね。
(あくまで、クリッパはこう思っている、です。)
ちなみに「やがてひとつの物語」では「だけどあなたといる時だけは 自然と話せる気がする」と歌っているとだけ書いときます。(この話をすると長くなるのでしないです)
僕はどっちの桜坂しずくちゃんも大好きです。
とりあえず簡単に書いときますが、後ほどにまた詳しく書いてあると思います。(未来の自分に丸投げ)
そういえばアニメでのソロ楽曲歌詞セリフめっちゃくっちゃ外れましたね。オードリーの「苦悩なんて見せちゃいけない。そうよ、そうよ私は大女優」を思いついたときは
「きたあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
と思ったのですが、そんなに簡単には当たらないですね。
周りに良い子として見てもらいたいから、周りに嫌われたくないから、「理想のヒロイン」「理想の「桜坂しずく」」になる、というのは盲点でした。本当に素晴らしい。
ですが個人的な話ですが、8話は「苦悩なんて見せちゃいけない。そうよ、そうよ私は大女優」のお話でもあったと思っているので、ガッツポーズしてます。(何の話?)
先ずは8話の中で自分の語りたいポイントを順に書いていきます〜〜〜
先ず最初に見えるのは8話通して何度か出ている白しずくと黒しずくの演劇ですね。
かなり印象的なシーン+最初から来るで個人的には凄いインパクトでした。
一気に心が掴まれましたね。
まさに「桜坂しずく」回にぴったしの最初だったのではないでしょうか。
まずは「理想のヒロイン」というセリフに驚き、次にしずくちゃんがもう一人出てきた事にめっちゃビックリしました。
白しずくは「一番の歌手になりたい」、「歌を届けたい」「理想のヒロインになりたい」と言い
黒しずくは白しずくに「無理だよ」と言う
ここについてはまた詳しく書きますのでとりあえずこの辺で。
そしてインタビュー、地味に当たってましたね、良かったですにっこりん
ちなみに前のブログに書いたのはこう言った感じですね
地味ーに質問ちょっと似てますね、ちょっと嬉しいです。
8話全体から見るとここのインタビューは小さい一要素かもしれませんが結構大きな役割を果たしていて。
ここでは先ず周りから見られている、「演じている「桜坂しずく」」を見せてからの
「演じている「桜坂しずく」」が肯定される、というシーンです。
ここは8話の桜坂しずくの「答え」のヒントでもあるのではないかなとは思っています。
インタビューの話はちょっとだけ置いといて、演劇部部室のシーンに行きます。
「この役は自分をさらけ出す感じで演じて欲しかったの」と言い主役を降板された桜坂しずくちゃん。
このシーン改めて見ると鏡越し+現実で二人の「桜坂しずく」が見えるのめっちゃくっちゃポイント高すぎてビックリしました。
「さらけ出す」という言葉に違和感を感じる桜坂しずくちゃん、そして「もう一度チャンスをください」という桜坂しずくちゃん。
後々書きますが、この役に何故か執着していますよね。なんででしょうか。
そしてこのシーン、「演じている「桜坂しずく」」が否定されるシーンでもあります。
不安を残してオープニングに入るのめっちゃくっちゃ好きです。
はい。
他校である藤黄学園との合同演劇祭に、1年生ながら主役として出演する桜坂しずくさん、更に最近虹ヶ咲学園にてスクールアイドル同好会の知名度が上がっている中、両方を兼部している「桜坂しずく」さんは当然ながら注目される存在になります。
校内新聞になんと1ページでまとめられてましたね。
(校内新聞がデジタルなのめっちゃ好きです)
このインタビューと校内新聞があったおかげで、虹ヶ咲学園では同好会の知名度が更に上がったというのめっちゃくっちゃ細かくって好きです。
(追記: 9話で同好会の知名度が上がっているシーンがあってにっこりしました)
いくら演じるのが上手くっても、近くにいる人にはバレている。
自分が考えていた解釈とぴったしすぎて泣きました。
割とここら辺は一個前のブログのほうが色々書いてると思うので興味がある方は是非↓
自分の違和感についてりな子と相談するかすみん。
ここのシーン地味にめっちゃくっちゃ好きで、
璃奈ちゃんがちゃんと同級生3人と仲良くなってるの本当に号泣案件です。
何回か登場している、シーン途中での演劇。
8話視聴後だとこれは「荒野の雨」の劇の一部だと分かるのですが、初見だとこれは「桜坂しずく」の心の描写なのかなと思ってしまう。そしてそれも実は合っていると思っています。
しずくちゃんは自分の苦悩を外にさらけ出さない、だからこそ自分の悩みをしずくちゃんの「劇」として、そして「心の中」にしまい込んでいるかのように描写するの、マジで好きです。
しずくちゃんが璃奈ちゃんとかすみんに拘束されるシーン。
ここ地味にぬるっと拘束していますけど、かすみんがしずくちゃんの帰宅ルートを知っていたから出来た事なんですよね。尊。(手繋いちゃってるしほらねぇ)
(璃奈ちゃんとしずくちゃんの身長差大好き)
おデート、てかお付き合いされてますか?!?!
(一口が小さいしずくちゃん......かわいいね......................)
まさかのマウンテンパンケーキ、すげぇ......(ケーキとパフェのどっちかだと思っていた)
最初は乗る気ではなかったしずくちゃん、内心再オーディションの事で焦っていたんでしょう。
なんかこう、
本当に微笑ましすぎて、ここのしずくちゃん拘束お出かけ本当にとっても好きです。
8話視聴後と仮定して話すのですが、しずくちゃんは嫌われたくないから、周りから良い子に見られるように演じていた、そして演じていると楽になれたと言ってました。
そんなに完璧な人間なんていない、
実はこの「うちのオフィーリアに似てます~!」のシーンとかは、本当の「桜坂しずく」が出ているんですよね。
最初は乗る気ではなかったしずくちゃんが、1年生同士のお出かけで自然と心が開いて、本当に楽しんでいるのがもう.......マジで泣きそうになります。
おそらく、桜坂しずくちゃんにとってこういった遊びはほぼ初めて、か久しぶりなんじゃないかなと思っています。
そして、かすみんと璃奈ちゃんがしず子の落ち込んでいる理由を知っていながら、その話を話題には出さずにしずくちゃんの元気を出そうとしているの、本当にめっちゃくっちゃ好きです............あたたかい.........
「憧れのオードリー」
しずくちゃんの事が気になりそばにいく璃奈ちゃん。
今度はかすみんではなく、璃奈ちゃんが、というのめっちゃ好きです。
実はここで自分は疑問を感じていたんです。
なんでこのシーンでしずくちゃんは璃奈ちゃんに自分の事を話したんだろう、って。
書きながら答えにたどり着きました。しずくちゃんの心が、このお出かけで少し二人に開いたからです。
先ほども書いていたのですが、今回のお出かけでしずくちゃんは、自分が気付いていなかもしれないけど、心から楽しんでいた、そして心のドアが少し開いた。
この二人の前では演じなくってもいいと、本人は気付いてないけど分かったのではないでしょうか。
そして証拠として、この会話で初めて璃奈ちゃんと敬語無しで話しています。
ここの劇伴とっても好きです。個人的にですが、心が少し開いているような音楽に感じました。
「自分が「桜坂しずく」だってことを忘れられるの」
見てて凄く辛かったです。
演じているときが一番堂々としていられる。
クリッパの推しを知っている人なら、分かると思うのですが、少し、似ています。
もう有り得ないぐらい注いでるからね。だから役者なんだと思う。自分でいたくないから、役でいたいから、何者かになっていたいから、多分この仕事選んだんだろうな、このお仕事に魅力を持ったんだろうな、って思う。」
— 伊波杏樹さん名言・名場面bot (@Inami_Meigen) 2020年7月2日
〈2020.07.02 伊波杏樹のRadio Curtain Call Ep.92〉
アニヶ咲、現実味が半端ないです。
凄い物をたたきつけてくる。
とっても考えさせられる。
ただこのシーンはおそらく桜坂しずくにとって、初めて他人に心の扉を開いて、話したシーンです。
なのでネガティブではなく、ポジティブな傾向にあるシーンだと、思っています。
演出の話なのですが、影が少し顔にかかってますね。
8話を通して、黒しずくは「本当の「桜坂しずく」」、
白しずくは「演じている「桜坂しずく」」と考えると、
このシーンでは演出的にも「本当の自分」が少し出ています。
スクスタの「桜坂しずく」しか知らなかった我々にとっては、ここが一番混乱するポイントなんだろうなぁと思います。
ここでひとまずスクスタとの切り離しをすると、より分かりやすくなると思います。
しずくちゃんの「知ってたんだ...」が辛いです。
(関係ないですが、かすみんが選んだドリンクがもうかすみんすぎて好きです。)
あからさまに演技している桜坂しずくちゃんの笑顔、辛いです。
それ以降の桜坂の目が映らなくなるの、辛すぎる描写です。
歩いているシーンから、劇での歩いているシーンに変わるところ、本当に上手すぎてビックリしました。
ここのセリフ実は結構大事なのですが、詳しくはまた後ほど。
そしてしゃがみ込んで小声で「嫌い」と自分に言う桜坂しずくさん。
本当に辛すぎて、心臓がえぐり取られる。
少し話を戻します。
何故桜坂しずくちゃんは今回の役にそんなに執着していたか、の話です。
桜坂しずくは自分をさらけ出したくない。
そして今回の役はさらけ出さないといけない役。
なら簡単に言えば今回の役を降りれば済む話でもある。
演じる事で安心を得て、「桜坂しずく」を忘れられる場所が欲しくって、演劇を始めたしずくちゃんにとって、なんでわざわざこんな苦しい役をやる事にこだわっていたのかがすごく気になってました。
これには二つの理由があると思ってます。
少し後で詳しく話すのですが、彼女はソロ活動でのスクールアイドルに不安を持っていました。これは4話の「正直不安です。みなさんに喜んでもらえるだけの物が私一人にあるのでしょうか」もありますし、今回の黒しずくのセリフでもスクールアイドルの不安については話していて、「自分を偽っている人の歌が 誰かの心に届くわけがない」、も一つですね。
スクールアイドルに不安を持ちながら、更にさらけ出さなくってもいい演劇にまで本当の桜坂しずくを要求された。
「それが役者にもスクールアイドルにも必要なら 私はどっちにもなれないよ!」に繋がってきますね。
今まで演じている事で安心を得ていたのが、 本当の自分をさらけ出さないといけないと言われ それは怖くって出来ない 自分は演じている事さえも出来ない...?
自分の唯一の道でもあった演劇さえも出来なかったらどうするんだ、で諦めなかった、諦めたくなかったというのが一つ
+
彼女は他人の前で良い子の、嫌われたくない「桜坂しずく」を演じていた。
今回の劇で彼女は主役だった。そして今回の役は自分をさらけ出さないといけないと知った。
そもそもそれを知らなかったら今回の役はやらなかったのかもしれない。
他人からの期待があまりにもありすぎた。1年生で、しかも他校との合同演劇祭での主役として、校内新聞にまで載った。同好会のみんなにも期待された。
そんな「桜坂しずく」が降板されたと知ったら周りからの反応はどうなるのだろうか。
彼女はまた嫌われる可能性がある事を恐れていたのではないかなと思っています。
(こう考えると最初にインタビューで話していた「私は愛されるスクールアイドルを演じたいと思っています」のセリフがとってもツライですよね)
物凄く苦しい。
自分は本当の自分をさらけ出したくない、だけどもさらけ出さない方法の一つとして役を降りたら、今度は周りからどう思われるか、失望されるかもしれない、そして嫌われるかもしれない。物凄く辛い矛盾が彼女の脳内にあったのではないかなと思っています。
また少し話がずれてしまうのですが、再オーディションに向けて教室で練習しているシーン
演劇を見てきた、そしてやってきた桜坂しずくちゃんにとって、自分は今回の役で求められてる「本当の自分をさらけ出す」というのが出来てないのが分かっていただろうと考えると本当にツラくなってきます。
そうやって考えるとこの後の校内新聞の一面やみんなからの期待を見た彼女の心はどうなっていたのか、想像するだけでツラいです。
シーン変わってかすみんと璃奈ちゃんの会話です
「知らなかった、しず子があんなに頑固だったなんて」
実は桜坂しずくちゃんはまだ一度も他人に、中須かすみちゃんの前でさえも本当の自分を出していなかった。
が
逆に言えば、初めて隠していた「桜坂しずく」を人前に出したと言えます。
途方に暮れていた自分を見つけてくれた二つの光、
影に隠れていた「桜坂しずく」に光が照らされた瞬間。
これも8話の答えのヒントの一つです。
頑固なしずくちゃん「も」しずくちゃん。どのしずくちゃんもしずくちゃんなんですよね。
「私には愛さんがいた。」
「しずくちゃんには」
あの、やばいです。
6話を見た方なら分かると思うのですが、璃奈ちゃんにとっての愛さんはもはや命の恩人とも言える存在だと僕は思ってます。初めての友達、そしてありのままの自分を肯定してくれた存在。
璃奈ちゃんは自分の表情や感情を相手に伝えられないからこそ、相手の気持ちをとっても大事にしていると思っていて。
そんな「愛さん」に、璃奈ちゃんはかすみちゃんがなれると言った。
本当にもう考えれば考えるほど涙が出てきます。
これは僕の友達の言葉なのですが、アニヶ咲は
「一緒に答えを見つけるんじゃなくて、答えを見つける手助けをして結局その答えを見つけ出すのは「自分自身」」
なのが本当に素敵ですよね。
璃奈ちゃんの言葉の途中で、気付く中須かすみちゃん。
自分が「璃奈ちゃんにとっての愛さん」になれる、しず子の「愛さん」になる、と決意して、飛び出して行った。
号泣です。
これについては沢山の方がツイートしていらっしゃったのですが、
自分の意思で仮面を被って自分を出した璃奈ちゃんと、
望まない方法で仮面を被って自分を隠すしずくちゃんの対比が本当に素晴らしかったです。
璃奈ちゃんが同好会の部室に戻るシーン
(ここ地味に璃奈ちゃんがかすみんのカバンを持って帰ってるの好きです)
このシーンもとっっっっっっっても大好きです。
8話は1年生メインで動いている話なのですが、実は裏では同好会メンバーがしっかり「桜坂しずく」ちゃんの事に気づいていた。
このシーンがあるのとないとではもう全然、まったく話のクオリティーが違います。本当に違います。
(これが無い時とある時の「荒野の雨」公演を見てる同好会メンバーの事を想像してみてください)
似たシーンが7話にもあったのですが、最後の近江母からの置き手紙があるのと無いのではもう全然違います。
アニヶ咲本当にやばいです。神ですか?
個人的な話なのですが、最近とある映画で、ステージに出る主人公にアクセサリーを贈って、そして主人公それを付けてステージに出る、
というお話を見てから、どうも同好会のみんながしずくちゃんにアクセサリーを贈るこのシーンに弱くなっています。泣いてます。
自主練をしていると言っていたしずくちゃん
教室の隅でひたすら発声練習をしているしずくちゃん。
やはり自分にはこの役は出来ないと分かっていた、
自分で抱え込んで、誰もいない場所で時間が過ぎるのをひたすら待っている。
ここの劇伴と発生練習がすっごく心に来ます...
(直前生放送で前田佳織里さんがここのセリフ最初切なく言いすぎて、もうちょっと明るくって言われてましたね。最初のテイクのも聴いてみたい......)
「見つけた!」
暗闇の教室に差し込んだ「一筋の光」
3話のしずくちゃんの「学校中探してもいなかったから、スマホにも連絡入れたんだよ?」との対比が少しあって。
学校中探して、そして見つけたかすみちゃん。
ずーっと流れていた涙を、かすみさんに見せないようにすぐに拭うしずくちゃん。
「どうってそうりゃ...昨日変な感じで別れちゃったじゃん...? だからどうしてるかなぁ...って...」
先ずは昨日の事について話だすのがなんか高校一年生って感じがしてめっちゃくっちゃ好きです。
顔が完全に影で隠れているしずくちゃん、
黒しずくが「本当の「桜坂しずく」」だとすると、このシーンでは演出上でもかすみちゃんが「本当の「桜坂しずく」」を見ようとしている事を表現していると思っています。
前回のブログにも書いた、人物がいる高さに関する演出です。
一個前の上から下を映すカットは前のブログの方がちゃんと書いてると思います是非。
アニヶ咲は結構人と人との「高さ」の違いで何かを演出してる事って多いですよね。例えると4話で愛さんと璃奈ちゃんが下からせつ菜ちゃんのステージを見て、 そして同好会入部では2階に上がり、同じ高さに立つ、などですね。
自分より下にいたしず子を自分と同じ高さに引っ張り出したかすみん。演出的な話をすると、これはセリフとも同じように、隠していた「本当の「桜坂しずく」」を引っ張り出している感じです。
「私としず子の仲でしょ!」
これをキッカケに悩んでいた事を全て話始める桜坂しずく。
このセリフがとっても大好きで、かすみんもしず子もこの言葉に違和感を感じていないんですよね。
桜坂しずくにとっても、一番心を許していた人物が中須かすみだったからではないでしょうか。
だからこそ、かすみさんのセリフで絆を再確認し、かすみさんにならと思い、話したのでは無いでしょうか。
そして地味に劇で喋っていたセリフと似てる言葉を言っていますね。やはりあの劇は心の描写でもあるんですよね。
話少し変わるかもしれませんが
「嫌われたらどうしよ」「嫌われるのは怖いよ」というセリフは嫌われた事がある人が言うセリフなんですよね。
厳密に言うと「嫌われた」という事実が無くとも、本当の自分を出して人から避けられた、という事実だけで「嫌われた」と認識する事はたくさんあると思います。
これは人によって違ってくるとは思うのですが、桜坂しずくちゃんはおそらくこう思っていたと思います。
避けられてる→自分は仲間に入れてもらえるほどの好かれていない→嫌われている。
など。
「人に嫌われる」は簡単には消えない傷で、本当に深く残っていきます。
その傷を自分一人で抱え込んでしまって、次は同じ事を繰り返したく無いから、「自分」を隠すという方法を取り、他人に好かれる「桜坂しずく」を演じてしまうようになった。
人にとって「本当の自分をさらけ出す」のは簡単だろと思うかもしれませんが、「人に嫌われた」という過去を落ち着かせるために「演じる」事を選んだ桜坂しずくにとって、「本当の「桜坂しずく」」を見せるのは苦以外の何者でもなかった。
これは過去を思い出すというのもあり、また同じ事を繰り返してしまうのではないかという恐怖もある。
個人的な意見ですが、
自分自身で抱え込んでしまうのが一番ダメな解決法で、他人に頼らないと一生その傷は治らないと思っています。
しかし「人に嫌われた」過去を持っていると、 「他人に頼る」という選択肢は出てくる訳もない。
「そしたら...楽になれた」
望まない方法で「仮面」を被ってしまった桜坂しずく。
あまりにもツライ。
「楽」になんてなっていないんですよね。
一時的に楽になったとしても、心の傷のダメージはまたやってくる。
頭では思っていなくとも、心からでは助けを求めていたと思います。
本当の自分を見せたくない、自分を否定されたくない
これってつまり「本当の自分を肯定してもらいたい」という事になるんですよね。
自分からはさらけ出したく無いけど助けを求めていた、
そしてそこに「本当の「桜坂しずく」」を「見つけた」中須かすみが現れた。
「私やっぱり自分をさらけ出せない」と言った桜坂しずくちゃん、
実は喋りながら、初めて他人に、「本当の「桜坂しずく」」をさらけ出してるんですよね。
とっても好きです。
「本当の自分」を受け入れてくれる自分以外の存在って、人間には必ず必要なんです。
「Margaret」
「嫌われるかもしれないからなんだ
かすみんだってこんなに可愛いのに 褒めてくれない人が沢山いるんだよ」
スクールアイドルで一番の「可愛い」を目指している中須かすみ。この一文で彼女が経験してきた挫折が伝わってくるの本当に作りが細かすぎてアニヶ咲大好きです。
「Margaret」、そして「Margaret」のキズナエピソードを見てると、より一層ここのかすみんの言葉の説得力が増してくると思います。
スクールアイドルをやってきた中で、もちろん「可愛い」とばっかり言われてきた訳ではないかすみん。
「こんな素顔だけれど もっと好きになってくれるかな?」
「聞いて!泣き顔も笑い顔も全部見て欲しい たまに出る変な顔も笑って許してね」
それを乗り越えてきて、「全部」を見せると決めた中須かすみ。
しずくちゃんが即答せずに、「かわいい...んじゃないかな...?」から桜坂しずくの「本心」を見出して、「ほら、言ってくれたじゃん!」と理解する中須かすみさん。本当に好きです。
まさしく「Poppin' Up!」の「可愛いはこの世界を救えるから」なんですよね。
「しず子も出してみなよ 意外と頑固なところも いじっぱりなところも 本当は自信がないところも 全部」
ここでかすみん、しず子「も」って言ってるんですよね。
「本当の自分」が嫌いだった桜坂しずくちゃんにとって、
自分が可愛いと信じ続ける中須かすみのこの言葉が世界で一番響く言葉だったのではないでしょうか。
そしてセリフ、実は中須かすみが「本当の「桜坂しずく」」を見つけた事を伝えているんですよね。桜坂しずくにとって他人に出していなかった部分を、見つけてるんですよ。
「もしかしたら しず子の事好きじゃないって言う人もいるかもしれないけど
私は「桜坂しずく」の事大好きだから!」
この言葉を見るだけで涙が出てくるようになりました......
これも沢山の方がツイートしてらっしゃったのですが、「私は」って素の中須かすみとして言ってるんですよね.........
中須かすみの「大好き」が初めて「桜坂しずく」の全てを肯定してくれた。
とっっっても好きです.......
今まで見てきた桜坂しずくちゃんの中で、一番本心から笑っている桜坂しずくちゃん
心の傷がかすみさんのおかげでふさがって、久しぶりに心から笑う彼女が、あまりにも美しすぎて...
本当に大好きです。
窓を開けて、暗闇だった教室に光がさす。
そして空を見上げる桜坂しずく。
彼女の心の扉が開いたのを表現してるのではないかなと思っています。
そしてオープニングの「虹色Passions!」の「青空 雨上がり 希望の 風吹いて」に繋がる。
見上げる「青空」、吹いている「希望の風」。
シーンは変わり、
「絶対に再オーディション合格してよね」と言われ、きちっと主役を取り戻した桜坂しずくちゃん、あまりにもカッコ良過ぎる.......
同好会のみんなが作ってくれたアクセサリーをつけて、最初の頃では想像も出来なかったような自信に溢れてる表情
カッコ良過ぎる...
ここのかすみんの「頑張れ...!しず子...!」は6話の璃奈ちゃんのステージに「頑張れ」と言った同好会との対比だと思っています。
ステージに上がる桜坂しずくに向けられて「たった一つの思い」から幕が上がる。
(ちなみにステージは国際展示場の会議棟らしいですね。)
「あなたの理想のヒロインになりたいんです」
ここで8話の一番最初と同じシーンを流す事で
今まで途中で入ってきてた劇が今回の演劇祭「荒野の雨」の一部だったという事がハッキリ判明されますね。
黒と白の桜坂しずく
「黒しずく」と「白しずく」の話をしましょう。
「黒しずく」は「本当の「桜坂しずく」」
「白しずく」は「演じている「桜坂しずく」
と自分は解釈しております。
他人からいい子に見えるように演じている白しずく
白という色は全色が含んでいる事から、その意味でも「全員に良く見られる」という意味合いもあるのかなとも思ったりしてます。
8話を通して、二人が話しているシーンはとっても印象的ですよね。
パッと見、「桜坂しずく」は自分をさらけ出したく無いと8話でずーっと言っているように見えますが、黒しずくのセリフに注目してみると、実は外に出たがっているんです。
「私歌いたいの、みんなの心に届く歌を そのためには自分をさらけ出さなきゃ 受け入れて」
さっきほど「頭では思っていなくとも、心からでは助けを求めていた」と書いていたのですが、まさにこの事です。
少し前のシーンなのですが、ここのカットとっても好きです。
この前のセリフで「やっぱり怖いんだ 本当の自分を見せることが」と1年生の前でまた本当の自分を隠した事について黒しずくが言っています。
同好会のみんながくれたアクセサリーをグッと握っているシーン。
みんなからの期待に応えたいのに、応えられない。
隠していた「桜坂しずく」は表に出たがっているのに、演じている「桜坂しずく」が表に出したくない。
「待って! 私それでも歌いたいよ」
『ずーっとあなたから目を逸らしていた
でも「歌いたい!」 その気持ちだけはきっと真実
今までごめんなさい』
少し話がずれるかもしれませんが
スクールアイドルとしての桜坂しずくの話をします。
今回の8話、パッと見演劇での桜坂しずくの話に見えますよね。
実はハッキリとは描かれていないのですが、「スクールアイドルとしての不安」も解除されているんですよね。
これが結構前に書いた4話の「正直不安です。みなさんに喜んでもらえるだけの物が私一人にあるのでしょうか」と「自分を偽っている人の歌が 誰かの心に届くわけがない」ですね。
黒しずくは分かっていたんですよね。スクールアイドルも演劇も、本当の自分をさらけ出さないといけないと。
「嫌われるかもしれない」
黒しずくは出たがっているけど彼女も出るのは怖い、
それを今度は白しずくが
「でも「好き」だって言ってくれる人もいた」
と言って黒しずくの不安を助ける。
4話で「私一人にあるのでしょうか」と言っていましたが
彼女はもう一人ではない、
桜坂しずくには黒しずくと白しずくの二人がいる。
そして嫌われても、
桜坂しずくには中須かすみの「たった一つの思い」がある。
あまりにも素敵過ぎる
素敵なストーリーすぎて自分なんかの語彙力でこの解説をしていいのかと困ってます。
ちなみに「未来ハーモニー」のしずくパートでは「もう一人じゃないよ」と歌っています。
ここの演出がとっても好きです。
白しずくには影がかかり、黒しずくにはガッツリ光が当たっている。
いやぁぁぁぁあ............神!
「Solitude Rain」
「雷鳴が胸に鳴り響いて 閉じ込めていた感情が溢れ出していく もう 見失ったりしない 私だけの想いを」 空から舞い落ちる雨粒が ぽつりぽつり頬伝って 知らないうちに心覆っていた仮面を そっと洗い流していくの 胸の奥 変わらない たった一つの思いにやっと気づいたの 目覚めてく強く 裸足で駆け出していこう どんな私からも逃げたりしない 迷いも不安も全部 ありのまま抱きしめたなら 眩しいあの空へと飛び出すよ
「Solitude」に「孤独」と「荒野」の二つの意味があるのがまず神なんですよ。
そして曲名が舞台と同じなのとっても好きです。
孤独の雨だと思っていた雨、
被っていたら「楽」になる「仮面」を洗い流す「敵」のはずだった雨が、
実は望まない方法で被っていた「仮面」を洗い流す「恵みの雨」だったんです。
そして雨を止めた。
「雨を止む」のは分かるのですが、「なんで(雨を物理的に)止めた???」ってずーっと考えていたのですが。
そんなあなたに朗報です!!!!!!!!「雨」を「涙」と例えてみてはいかかでしょうか!!??
彼女がずーっと癒えなかった心の傷からの涙を、今の桜坂しずくはやっと止める事が出来たんです。
そうなんです。(人と通話しながらこの説にたどり着いた時めっちゃ大きな声出ましたねわら)
もう一つの疑問がなんでここで背景が「青」になるのかです。
これも自分の解釈なのですが、色についての話です。
8話の桜坂しずくが辿りついた答えは「モノクローム」なんですよね。
黒しずくと白しずく、「本当の「桜坂しずく」」と「演じている「桜坂しずく」」が合わさった色
そして昔の映画などが好きな事も意味しての「モノクローム」。
「青」というのは他人から思われている「桜坂しずく」なんですよね。
つまりここでは二人の「桜坂しずく」、
みんなから思われている「青」と涙を止められた「本当の「桜坂しずく」」がいるという表現
とか思ってます。
「心を覆っていた仮面をそっと洗い流して」くれた雨を晴らす桜坂しずく
彼女にはもう仮面を洗い流す必要がなくなった。
そして雨があがった。
これは映画やドラマなどでもよくある表現ですね。
彼女には傘も必要なくなったんですよね。
ここで青空がバッと広がっているのがとっても好きで、
「まぶしい あの空へと 飛び出すよ」が
「虹色Passions!」の「Reaching for Far Blue Sky」と
「NEO SKY, NEO MAP!」の「毎日見上げる空の 青さも季節ごと変わって 決まりはないね 自由に描いてと誘われてるよ」
と繋がってるんですよね。
もう大好き。
最初に戻って、ここのシーン
「雷鳴が胸に鳴り響いて 閉じ込めていた感情が溢れ出していく もう見失ったりしない 私だけの想いを」大好きです。
考えすぎかもですが、「雷鳴」の色は中須かすみと同じ、そして初めて「桜坂しずく」の全部を好きって言ってくれた衝撃を表していると思ってます。
「私だけの想いを」
多方向からの光で足下に複数の影が伸びてて、そこを強調するカメラワークとっても好きです。
様々の悩みや困難を持った「桜坂しずく」、全部を表現して、
そして「どんな私からも逃げたりしない」。
これはTwitterで見たのですが、「無敵級*ビリーバー」と似てるカットが沢山あって。
これはツイートを見ていただくのが早いと思うので貼ります。
#nijianime spoilers /#虹ヶ咲 #しずかす
— 🌙🐇 (@frausaphir) 2020年11月21日
💛💙... pic.twitter.com/SI9xhyJKor
💧👑...... #虹ヶ咲 pic.twitter.com/GNnHWIqaId
— NoenOenoE (@noeejang) 2020年11月21日
「たった一つの思いに やっと気づいたの」でかすみんの色である黄色のライトが映るここのカットマジで大好きです。歌詞もえぐいぐらい大好きです。
「どんな私からも逃げたりしない」で両手を広げて、合わせるのやばいぐらい好きです。
二人の桜坂しずくが合わさった事を表現していると思ってます。
「合わせる」といえば衣装もですが。白しずくと黒しずくの衣装が合わさって、そして黒の衣装が上にあるの、「本当の「桜坂しずく」」が一番表にある表現、とっても好きです。
8話には3つ「抱きしめる」カットがあります、
「嫌われるのは怖いよ」で自分で自分を抱きしめる
「だからこの小さなステージで もう一度始めよう」で黒しずくと白しずくが抱きしめ合ってる
そして最後に「Solitude Rain」での「迷いも不安も全部 ありのまま抱きしめたなら」
この3つの「抱きしめる」の対比、そしてだんだん「勇気に染まる」のめっちゃ好きです。
アニヶ咲に小ネタがいっぱいあるのめっちゃ好きで、今回のしずくちゃんのPVにも沢山ありましたね。
スクフェスのNカード桜坂、覚醒後
桜坂しずくが住んでる鎌倉を紫陽花で表現したのとっても好きです。
これは少し自信がないのですが、おそらくスクスタの私服...?
(21章で着てたのは見つけた)(リボンが少し違うのでまた他にも元ネタがある...?)
言わずもがなの「あなたの理想のヒロイン」
スクスタ「薔薇の騎士」の覚醒前、オフィーリアと一緒に
ここからの小ネタカットが雨上がりになってるのとっても好きです。
てん☆ふぇす4コマの坦々麺!!!
「セガコラボカフェ ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」に桜坂しずく役の前田佳織里さんが来店されて、しずくちゃんの坦々麺の食べっぷりを再現してくれました!
— セガ エンタテインメント公式 (@SEGA_Ent) 2018年11月3日
ズォォォォォッ
パンッ
か、かっこいい!
皆さんもぜひ再現しにご来店ください♪https://t.co/Hmtr40rcsL #lovelive pic.twitter.com/QjwVkFoYhs
担々麺めっっっちゃ美味しかった!!
— 前田 佳織里 (@kaor1n_n) 2018年11月2日
けっこう辛かったよー!食べる方は、レンゲを使って1本1本食べると、スープはねにくいかも〜
家から自前のタオルを持ってきたよ
音全然鳴らんやん。。。しずくちゃんほんとかっこいい。。 pic.twitter.com/2bFoOZpkRy
スクスタの「わくわくアニアル」のしずくまちゃん
(可愛い......)
「Miracle voyage」の覚醒後
(カッコ良過ぎる...)
アニヶ咲、こういった小ネタが沢山あるのとっても素敵ですよね......ありがとう........
かすみんの拍手、観客の中で一番大きいの本当に好き。
しず子のステージが無事成功で終わった事に心から喜んでいるこのシーン、本当に大好き。(さっきから好き好きしか言ってない)
部長.......ありがとう.......ありがとう............
部長が最初に「桜坂しずく」に気づいてくれたおかげで、かすみんもしず子の異変に気付き、そして1年生で助けようとして、かすみんが全ての「桜坂しずく」を肯定する流れなので、本当に誰一人もかけてはいけなかった
カッコ良過ぎる......部長ごめんね........
(8話後、部長に対する謝罪が流れてくるTLちょっと笑いました() ごめんね....)
そして「荒野の雨」中の黒しずくは実は白しずくより背が高いの、本当に細かいですよね。
「本当の私を 見てください」
..................永遠に守りたいですこの笑顔...................
本当に大好きすぎます。
この笑顔に導いてあげた中須かすみちゃん、天王寺璃奈ちゃん、そして同好会のみんな.....ありがとう......ありがとう..........
同好会のインタビューでは「演じる」と言っていたのが、
8話最後の舞台のインタビューで「本当の私」と言う。
素晴らしすぎます............
一通り8話の気になるシーンの語りが終わったところで、自分が少し話したい事を少し書きます。
文の書き方が下手すぎて、一通り8話の画像とともに書いてきてもまだ少し書きたい事が残っちゃいました。
彼女はなぜスクールアイドル同好会と演劇部を両立しているのか
「桜坂しずく」は自分を出さず、演じる事で安心を得ていた、そして演技をしている自分が一番落ち着くからこそ演劇部に入った。
そこには演劇部に入ったら本当の自分をもしかしたらさらけ出せるかもしれないという期待もあったのかもしれない(趣味が似ている人もいるかもしれないから)、だが全部はやはりさらけ出せなかった。
と僕は考えています。
しかし「なぜスクールアイドルをやっているのか」は語られていないんですよね。
1話で同好会が無くなった時、「演劇に専念できるね」と言われた時のあの表情は一体なんだったのか
もし演劇部が自分にとって「落ち着く場所」だったら、同好会は桜坂しずくにとってどういう場所なのか
4話での「好きでやっていることですから」と今回の「歌いたい! その気持ちだけはきっと真実」とは言ってますが、
そのキッカケや理由が分からないんですよね。
正直深くは語られないのかもしれないとも思ってはいます
彼方ちゃんがスクールアイドルをやっているのも確か深い理由は語られてませんでしたね。
個人的にですが、初期同好会メンバーでの同好会立ち上げの話はあるのかなぁと思っています。(あって欲しい)(今のところ歩夢とせつ菜だけソロ曲のセリフがなかったり)
その時に語られたら嬉しいですね。
(かすみちゃんとの初対面のお話など見たいです......)
少し気になったのは桜坂しずくちゃんのエンディングの位置です。
今まで通りならエンディングのキャラがいる場所がその時のステージになる、と7話までずーっと来てたのですが、8話の「Solitude Rain」は公園ではなかったですね。
個人的に二つの理由があるのではないかと思っています。
一つは一緒にいる愛さんとかすみんです。
かすみんはもちろん、桜坂しずく「だけの想い」だから。
そして考えすぎかもしれませんが、 かすみんが「璃奈ちゃんにとっての愛さん」だから、
更には愛さんは沢山の部活のスケットをしてる事からの、同好会と演劇部を両立してるしずくちゃんとの共通点もあるからなのではないかなと思っています。
もう一つは今回の「Solitude Rain」が演劇部のステージだったから、というのをあるのかなと思っています。
もしかしたら彼女の次のステージは公園、または異なる背景にいる別のカットが描かれる可能性、も考えています。
(2期来て..................................)
「やがてひとつの物語」
「やがて」はスクスタの桜坂しずくのエピソードがあって作られた曲なのでアニメの桜坂しずくと当てはめるというのも100%あってるとは言えないのですが、
当てはめれるところは当てはめようかなぁって思ってます(なんの話?)
「やがてひとつの物語」めっちゃくっちゃしずかすちゃんなんですよ........
「だけどあなたといる時だけは 自然に話せる気がする」
桜坂しずくちゃんはアニメの最初からずーっとかすみさんとはタメで話していました。同好会の中では一番心を許していた存在だったと思います。
「ひとり迷い込んだ闇を照らす 一筋の光」
8話すぎませんか????????????????????????
望まない方法で仮面を被り、一人で傷を背負っていた桜坂しずくちゃん
そしてその闇を見つけ、照らしにきた中須かすみという「光」。
「重ねようあなたと私のストーリー」
「きっと一緒ならどんな結末でもハッピーエンドに変わる」
「あなたが側にいれば それだけで強くなれる」
これは前にも書いた、「もう一人じゃないよ」の桜坂しずくちゃんですね。
黒しずくと白しずく、そして中須かすみの「たった一つの思い」
「はじめようここからがそう 第三章」
桜坂しずくがまだ自分を出していた頃が第一章
嫌われないように演じていたのが第二章
そして、中須かすみの「想い」を受け取って、
「この小さなステージで もう一度始めよう」で始まった第三章。
長ったらく書いてきましたが、最後に8話の「答え」について書きたいと思います。
桜坂しずくが今後スクールアイドルとして、「愛されるスクールアイドルを演じたい」と思っているのか、という問題が少し話題になってましたね。
僕は△と答えます。
桜坂しずくは「演じる」事をやめたのでは??っと思うかもしれませんが、
「演じていた「桜坂しずく」」は、白しずくは、「偽物」や「嘘」の桜坂しずくじゃないんですよね。
「演じる」事をやめたとしても、「演じている「桜坂しずく」」は消える訳ではない。
「演じてしまう事だって きっと私らしさだって」なんですよ。
だからこその「しずく、モノクローム」。
だからこその「Solitude Rain」の衣装。
8話予告の時、「しずく、モノクローム」を見た時、てっきり「桜坂しずく」の世界がモノクロから色付くという物語だと思ったのですが、
「モノクローム」が一つの色だったんです。
昔の映画が好きな桜坂しずくにとって「モノクローム」が「本当の色」だったんです。
「Solitude Rain」の衣装が出てきた時のタイトル回収、えぐいです。
桜坂しずくには「本当の自分」という弱さがあった。
それを中須かすみは「出してみなよ」と言った。
見覚えないでしょうか?
そうです。
そうなんです!!!!!!!!!!!
6話の「ダメなところも武器に変えるのが 一人前のアイドルだよ」
なんです...................!!!
スクールアイドル桜坂しずくは「演じる」と「本当の自分」という二つの武器を持っている。
最強だ.............(語彙力なくなりました。)
8話のタイトルが、8話の答えだったのです。
さてさて、自分の思っていた以上の長さになってしまいました。
オタクで、日本語下手な文でしたが、
ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
8話全体に通してそうなのですが、ドストレートな答えをたたきつけてくるのではないからこそ、結局どうなったんだ?と思う人が多い気がします。
ただ、僕はそういった答えこそが「桜坂しずく」らしいだと思っています。
ブログ始めた目的、完!!!
8話、自分にとってラブライブ!サンシャイン!!の9話と同じ破壊力があります。
どんな気持ちで見ても涙腺が破壊されます。
改めて、読んでくださって本当にありがとうございました!!!!!!!!!!!
クリッパでした。
ちょい伸びした自分のツイートを宣伝で置いときます
てか同じ8話、そしてこれってやばすぎないか.............#虹ヶ咲 pic.twitter.com/GZXbhIExQ9
— クリッパ💧 (@lan_rinrin) 2020年11月21日
追記:
9話、VIVID WORLD「白とか黒 そんなに単純じゃないなら」というの歌詞を桜坂しずく回の後でやるのえぐくないですか??????????
(VIVID WORLD最後に降り注ぐ色が「勇気に染まるColors」順なのめっちゃ好きです。)
笑う君(桜坂しずく)が好き................